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【大きく変わった現代の食生活と病気】
*農薬の必要性と安全性



農薬は使い方を間違うと、生物や環境に悪影響を与えてしまいます。そのため、登録制度によって厳しい審査が行われ、食品ごとに残留基準値が定められています。基準値を超えて残留する食品の輸入は、食品衛生法(ポジティブリスト制度)により禁止されており、検疫所において残留農薬の検査等が行われています。

農薬の残留基準値は、農薬を使用した農作物を食べても人の健康に影響がない量として、十分に余裕をもって定められています。残留基準値の検査では、洗ったり、皮をむいたりせずに分析された量を試験結果として用いているため、実際に私たちの食卓に上がる農作物の残留農薬はさらに少量になっています。

日本は、温暖で湿潤な気候であることから、病気や害虫が発生しやすいため、農薬を一切使用せずに品質の良い農作物を多くの消費者に届けるのは難しく、品質の良い農作物を安価でかつ安定的に供給するために農薬は使用されています。農薬は悪いイメージを持つ人もいますが、適切に使うことで、私たちの暮らしを支えてくれています。

 

 

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 175号」より抜粋
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