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【ストレスの正体~ストレスの対処法と治療法~】その4
1.心の病気は「どこで・誰に」相談するべき?
(2)心の病気の治療やサポートに携わる専門家とは?~その1~

これまで、精神科と心療内科の違いについてみてきましたが、これらの医療機関では、どのような専門家が活躍しているのでしょうか?一般的には、精神科医やカウンセラーを思い浮かべるかと思いますが、医療機関では、公認心理師や作業療法士、看護師、薬剤師などさまざまな「コメディカルスタッフ」が連係してサポートを行っています。コメディカルスタッフとは、医師とチームを組んで医療にあたるスタッフのことを指します。ここからは心の病気の治療やサポートに携わる専門家についてみていきましょう。



①チーム医療の要「精神科医」
精神疾患や心身症などの判断と治療を専門的に行う医師です。
精神医療の中心的な役割を担うのが精神科医で、患者の心の状態を把握し、治療計画を作成して、「精神療法」や「薬物療法」などを行います。以前は看護師との連携のみで治療を行っていましたが、近年は公認心理師や薬剤師などの専門スタッフとも協力して治療を行うことが多くなっています。このようなチーム医療において、診断や治療方針の決定を行うなど、チーム全体のコーディネーターとしての役割を担うことが求められています。


特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 184号」より抜粋
【ストレスの正体~ストレスの対処法と治療法~】その3
【ストレスの正体~ストレスの対処法と治療法~】
1.心の病気は「どこで・誰に」相談するべき?
(1)精神科と心療内科の違いとは?



〈心療内科とは〉
心療内科では、心理的な要因から身体に症状が現れる「心身症」を主な診療対象としています。吐き気や頭痛、動機、下痢、腹痛、高血圧、ぜんそくなどの身体の不調の背景に、心理的なきっかけやストレスが思い当たるときは心療内科が専門となります。また、「精神科には抵抗がある……」という人が心療内科を受診する場合も多いため、現実的にはうつ病や不安障害、摂食障害などの本来精神科が担当する分野も扱っている心療内科も多くあります。このような点が、精神科と心療内科の棲み分けが難しい原因でもあります。心療内科で相談される症状の例と主な病気は写真に提示したようなものがあります。

*どちらの症状も出ていて、どちらを受診すればいいか分からない
精神科と心療内科の扱う領域は異なりますが、実際には心の症状も身体の症状も「どちらもある」というケースが多くあります。その場合、心の症状の自覚がはっきりとあれば、精神科への相談が良いと考えられます。また、医療機関に電話で予約する際などに、「どちらを受診して良いか分からない」と伝えれば、悩んでいる症状などを確認して、より適切な方へ案内してもらうことも出来ます。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 184号」より抜粋
【ストレスの正体~ストレスの対処法と治療法~】その2
1.心の病気は「どこで・誰に」相談するべき?
(1)精神科と心療内科の違いとは?



〈精神科とは〉
精神科は、精神疾患を専門に扱う診療科です。精神神経科ともいいます。不安や落ち込みなどの症状から幻覚や妄想といった症状まで、心の状態が原因で起こってしまう病気を幅広く治療します。以前は、統合失調症やてんかんなどを主に扱っていましたが、近年では、うつ病や不安障害をはじめとした心の病気が多様化しているため、精神科の中でも得意とする分野をもつ医師も増えています。最近では、精神科ではなく「メンタルヘルスクリニック」や「心のクリニック」など呼び方を変えることで気軽に受信できるように工夫されている場合もあります。精神科で相談される症状の例と主な病気は写真に提示したようなものがあります。


特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 184号」より抜粋
【ストレスの正体~ストレスの対処法と治療法~】その1
健康記事です!今回からまた次の章が始まりました。

1.心の病気は「どこで・誰に」相談するべき?
「ストレスの対処法と治療法」をテーマにして、専門的な立場からのアプローチや自分や周囲の人でもできる方法などについて紹介していきます。
まずは、心に異変を感じたときに「どこで・誰に」相談することが適切なのか、精神科と心療内科の違い、心のケアに携わる専門家について学んでいきましょう。



(1)精神科と心療内科の違いとは?
心に異変を感じて医療機関にかかろうと考えた場合、精神科と心療内科の2つが思い浮かぶと思います。どちらを選ぶのが適切なのでしょうか。この2つの医療機関は、どちらも心の病を治療する診療科です。ただし、大きな違いとして次のように分類されます。

*精神科
Q 何を診てくれる?
A 心の状態が原因で「心」に症状が現れる「心の病気」を治療する。
Q 誰が診療してくれる?
A 精神科医

*心療内科
Q 何を診てくれる?
A 心の状態が原因で「身体」に症状が現れる「心身症」を治療する。
Q 誰が診療してくれる?
A 精神科医もしくは内科医

上記のように、いずれも心の状態が原因で起こる病気を治療しますが、精神科は「心の病気」を治療し、心療内科は心が原因で発症した「心身の病気(心身症)」を治療するという大きな違いがあります。ただし、心療内科と精神科の棲み分けは、必ずしも明確なものではないということを頭に入れておきましょう。
また、「神経内科(脳神経内科)」という言葉を目にすることがありますが、神経内科は、基本的に心の病気は扱っていません。神経内科とは、脳や神経、脊髄などの病気であるパーキンソン病や神経痛、脳梗塞などを扱う診療科です。似たような名前の診療科が多いため、注意が必要です。
次週から、神経科と心療内科についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。



特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 184号」より抜粋
【ストレスの正体~脳と体の対処力~】その24
【ストレスの正体~脳と体の対処力~】の回の最終回です!

3.脳と体のストレスを回復させる「睡眠」
(2)睡眠・疲労回復に必要な栄養素
質の良い睡眠をとり、脳や体の疲労を回復するためには、バランスの取れた食事と規則正しい生活が欠かせません。そして、睡眠に必要不可欠なホルモンのメラトニンや、メラトニンの原料となるセロトニンを上手に分泌させることが大切です。また、活性酸素や疲労物質を除去することも疲労回復につながります。睡眠や疲労回復に必要な栄養素について学んでいきます。



〇タンパク質
筋肉や皮膚、血液などの体の構成成分以外にも神経伝達物質の原料となります。特に必須アミノ酸の「トリプトファン」は、セロトニンの原料になるため、精神の安定や質の良い睡眠をとるために重要です。

〇ビタミンB6
セロトニンの合成に必要な栄養素。腸内細菌によって合成されるため、基本的に欠乏することはありませんが、抗生物質を長期間服用している場合は不足しやすいため注意が必要です。

〇ビタミンB12
脳神経の正常な働きを助けるほか、体内時計を整える作用をもちます。

〇マグネシウム
セロトニンの合成に必要な栄養素。気持ちを落ち着ける作用があり、ストレッサーが増えると消費量が多くなります。

〇イミダゾールペプチド
活性酸素を抑える抗酸化作用や、疲労回復物質であるFR(ファティーグリカバリーファクター)の分泌を促進することができます。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 183号」より抜粋
【ストレスの正体~脳と体の対処力~】その23
3.脳と体のストレスを回復させる「睡眠」
(1)疲労ストレスの対処法「睡眠」
*睡眠の質にかかわる因子



日本は世界的にみても睡眠時間が短く、睡眠負債大国ともいわれるほど睡眠不足は深刻な問題です。最適な睡眠時間には個人差がありますが、平均すると約7時間といわれています。しかし、睡眠は、長さだけではなく質も重要です。睡眠の重要性は分かっていてもなかなか寝ることが出来ないという方は、下記の内容を実践または回避してみましょう。

〇睡眠の質を高める因子
・朝、起床時に太陽の光を浴びる
・真っ暗な部屋での睡眠
・メラトニン分泌を促す栄養素の摂取
・適度な運動
・ぬるめの温度で入浴する

●睡眠の質を低下させる因子
・夜のコンビニや繁華街の強い光
・寝る直前までパソコンやスマートフォンを見る
・寝る直前の食事や飲酒
・寝る直前に熱いお風呂に入る

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 183号」より抜粋
日本直販総本社のweb緊急メンテナンス終了しました
先ほどご一報させていただきました、日本直販総本社のwebページのメンテナンスは無事終了しました。
もし、閲覧に不具合を感じられた方は、恐れ入りますが、ブラウザのキャッシュクリア等をお願いいたします。

参考>キャッシュのクリア
https://support.google.com/accounts/answer/32050


ご迷惑をお掛けしましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ただいま別ページですが日本直販総本社のwebページメンテナンス中です
いつもzenkenkai.jpをご覧いただきありがとうございます。
ただいま、関連サイトの日本直販総本社のwebページが緊急メンテナンス中のため閲覧いただけない状態になっております。
ご迷惑をお掛け致しますが、しばらくお待ちください。

復旧後、こちらにてご報告申し上げます。
【ストレスの正体~脳と体の対処力~】その22
3.脳と体のストレスを回復させる「睡眠」
(1)疲労ストレスの対処法「睡眠」
*体を回復させる「レム睡眠」
レム睡眠は「浅い睡眠」とも呼ばれ、体を回復させている時間であり、夢を見るのはこのときだといわれています。レム睡眠時は、その日に起きた出来事や、学習した内容などの記憶の整理を行っています。この記憶した情報を頭の中で整理するのが神経伝達物質の「アセチルコリン」です。レム睡眠の時に、アセチルコリンが活性化され、神経細胞同士が連係しやすくなり、バラバラとしていた記憶が関連付けられて整理されるため記憶の定着が促進されます。一方で、不要な記憶は消去されます。またこのとき、脳ではたくさんの情報整理をするために、脳内の血流量が増し、脳での熱生産量が多くなり脳温度が高くなってしまいます。そこで再び注目したいのがメラトニンです。メラトニンは、体内の深部体温を下げ眠気を誘発するだけでなく、脳の温度を下げる働きもあるため、脳がオーバーヒート状態になってしまわないようにしています。



*脳を回復させる「ノンレム睡眠」
ノンレム睡眠は「深い睡眠」と呼ばれ、主に脳を回復させている時間です。人類の脳の発達に従い、ノンレム睡眠が睡眠時間に占める割合が増えてきているといわれています。このとき、成長ホルモンがきちんと分泌されることによって体の成長や、皮膚や細胞の修復が行われます。また、成長ホルモンは就寝後、最初のノンレム睡眠のときに最も分泌が多いといわれています。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 183号」より抜粋
【ストレスの正体~脳と体の対処力~】その21
3.脳と体のストレスを回復させる「睡眠」

(1)疲労ストレスの対処法「睡眠」
〈睡眠が脳と体にもたらす目的〉
私たちは、睡眠不足になると元気がなくなるだけでなく、集中力や判断力、記憶力などが低下し、イライラしやすくなったりします。また、眠いはずなのに眠れない、早く寝ようと布団に入ったのに結局のところなかなか寝付けないという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これらは自律神経のバランスが乱れ、脳が疲れている証拠です。



私たちが睡眠をとる目的は、脳や体を休め回復させるだけではなく、脳内の情報整理、記憶の定着や消去、感情の整理、さらには、脳や体の活性酸素の除去にも深く関係しています。眠気を誘発する睡眠ホルモンの「メラトニン」には、高い抗酸化作用があるため、活性酸素の働きを抑え疲労回復を促してくれます。
つまり、私たちは日々、膨大な量の情報やストレッサーにさらされていますが、睡眠によって頭の中を整理し、疲労物質の蓄積を防ぐことができるのです。


特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 183号」より抜粋
併せてお読みください!