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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その13
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
2.鍛えよう!「骨盤底筋」~尿もれ防止に効果的~



・骨盤底筋と尿もれの関係
骨盤底筋は、子宮や膀胱など骨盤の中にある臓器を下から支えているため、加齢、妊娠・出産、肥満、運動不足などが原因で衰えていきます。骨盤底筋が衰えると骨盤内の臓器を支えきれず、膀胱が圧迫され、尿もれ(尿失禁)につながることがあります。
 しかし、骨盤底筋を鍛えれば、尿もれの症状を改善することが可能です。効果が期待できるのは、咳やくしゃみをしたときや、重い物を持ったときに尿がもれる「腹圧性尿失禁」、尿意を感じてからトイレに行くまでにもれてしまう「切迫性尿失禁」などです。


特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その12
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
2.鍛えよう!「骨盤底筋」~尿もれ防止に効果的~



・骨盤底筋が弱くなる原因は?
骨盤底筋が弱まる3つの原因についてみていきます。

①加齢
 骨盤底筋も、腕や脚など他の筋肉と同様に、筋肉自体が年齢を重ねることで衰え、支える力が弱くなっていきます。

②閉経や妊娠・出産
 特に女性は50歳前後になり閉経を迎えると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に低下するため、筋肉の組織に弾力や梁がなくなり、筋肉の弱り、骨盤底筋の緩みを加速させてしまうのです。
 また、女性は卵巣や子宮など、男性に比べて骨盤底筋で支える臓器が多いことも影響します。妊娠すると約3㎏の胎児により子宮が常に圧迫されるため、骨盤底筋にも負荷がかかります。

③運動不足、肥満
 運動不足により骨盤底筋が使われなければ衰えていきます。また、肥満が進むと、脂肪によって腹部が圧迫され、下で支える骨盤底筋に負荷がかかり、骨盤庭筋自体がダメージを受け弱くなると考えられています。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
日本カイロプラクティック連合会webページのご紹介。
zenkenkaiはカイロプラクティックの活動支援団体です。
約12000名のカイロプラクターが所属しています。そのzenkenkaiのカイロプラクター全員が所属する教育団体の「日本カイロプラクティック連合会」(通称JCA)のwebページが先月リニューアルされています。
まだご覧になられていない方は是非とも、zenkenkaiのウェブページと併せてご覧いただけたらと存じます。

https://www.japan-chiropractic.jp/

【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その11
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
2.鍛えよう!「骨盤底筋」~尿もれ防止に効果的~

・骨盤底筋とは?
骨盤底筋(群)は、骨盤の底にハンモックのような状態で位置しており、子宮や膀胱、腸などの臓器を支える役割を果たす骨格筋です。



・骨盤底筋の役割
骨盤底筋の主な役割は以下の3つです。

①内臓を支える
骨盤内にある膀胱・子宮・直腸などの臓器を支え、正しい位置に保ちます。
②排泄の制御
尿や便の排泄制御機能があります。筋肉の緊張・弛緩により正常な排泄をコントロールする重要な役割を担っています。
③腹膜内の圧力調整
腹腔内の圧力を調整する役割があり、排便時などに腹部に力を入れた際に直腸に腹圧を伝えたり、排泄時に圧力がかかった腹膜を下から支えたりしています。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その10
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
1.鍛えよう!「おしり筋」~美しさもパワーもUP!~

・筋活!「おしり筋トレーニング」
 おしり筋(抗重力筋)は刺激を与え続けなければ衰えてしまいますが、与え続けると低下することはありません。正しい姿勢やヒップアップ、健康で美しくいるためのトレーニングを紹介します。

①大臀筋を鍛える(ヒップリフト)
ヒップリフトは、大臀筋を集中的に鍛えられるトレーニングです。重力に逆らうため、おしりが下がらないように注意しましょう。



②中臀筋・小臀筋を鍛える(足の横上げ)
足の横上げは、中臀筋・小臀筋を集中的に鍛えられるトレーニングです。同時に太ももの内側や外側の筋肉も鍛えることができるため、横方向の転倒を防止する力が付きます。




おしり筋を鍛えることは見た目の美しさだけでなく、日常生活動作能力の向上や転倒防止、代謝の促進など健康面においてもさまざまなメリットがあります。また、抗重力筋であるおしり筋は油断するとすぐに衰えてしまうので休みの日、仕事の合間など時間がある時にこまめにトレーニングをしていきましょう。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その9
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
1.鍛えよう!「おしり筋」~美しさもパワーもUP!~

・おしり筋を鍛えるとこんな良いことが!

①基礎代謝の向上、太りにくい身体
おしりの大臀筋は、体の中で特に大きな筋肉の一つです。そのため、鍛えることで筋肉量が増えると基礎代謝量がアップし、エネルギー消費量も大きくなります。

②ヒップアップで脚長効果
ヒップアップができるとおしり全体のラインが上がるため、後ろから見たときに脚が長く見える効果も期待できます。



③日常生活動作能力の向上
おしりの筋肉は歩く・走る・立つ・座るなど、おしりだけでなく脚や骨盤、股関節の動きにも関与しているため、衰えると立ち座りに手の補助が必要になってしまうなどの支障が現れることもあります。
おしり筋は骨盤・下肢を支える要となるため、筋力をつけることによって楽に動けるようになり、日常生活動作の効率も上がります。

④疲れにくくなる
抗重力筋の中でも大きな筋肉であるおしり筋が発達し、おしり筋を使って立つ歩く階段を上るなどの動作が行えると、おしり以外の太ももやふくらはぎの抗重力筋への負担が軽くなり疲労を感じにくくなります。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その8
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
1.鍛えよう!「おしり筋」~美しさもパワーもUP!~

・なぜおしり筋は衰えるの?
おしりは、健康や見た目の美しさに直結する部位ですが、実は体の部位の中でも衰えやすいという特徴があります。その理由は、おしりを構成する筋肉が「抗重力筋」だからです。



抗重力筋は、地球の重力に負けないように、背中(脊柱起立筋、広背筋)や腹部(腹直筋・腸腰筋)、太もも(大腿四頭筋)、おしり(大臀筋)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)など体の前側(お腹側)と後側(背中側)に張り巡らされ、互いに緊張と弛緩を繰り返しながら立位姿勢を保っている筋肉群です。そして重力を受けることで発達し、反対に重力を感じないと退化しやすい特徴があります。抗重力筋は、立ったり座ったりといった日常生活で常に働いている筋肉ですが、年齢を重ねると立つ、歩く、正しい姿勢で座るなどの動作が減少することで、抗重力筋であるおしり筋は衰えて姿勢が悪くなったり、おしりが垂れたりしていきます。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その7
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
1.鍛えよう!「おしり筋」~美しさもパワーもUP!~

・おしり筋を構成する筋肉とは?
おしりは主に大臀筋・中臀筋・小臀筋という3つの筋肉で形成されています。ここではこの3つを「おしり筋」とします。これらの筋肉のうち最も大きい筋肉で最表層にあるのが大臀筋です。その下に中臀筋、小臀筋と層をなしています。



①大臀筋
 大臀筋は、おしりの中でも最も大きな筋肉で、骨盤の後ろから太ももの横まで伸びています。また、おしりの一番表層に位置することで、おしりの形をつくり出しています。大臀筋は随意筋として意識的に動かすことができる筋肉であるため、「歩く・走る・立つ・椅子から立ち上がる」といった動作に大きく関与しています。また、骨盤や太ももとつながっているため大臀筋が鍛えられると前方への推進力がアップするため歩幅が大きくなりスムーズな歩行に繋がります。

②中臀筋
おしりの横のあたり(腰に手を置いたところから5~10㎝ほど下)に位置する三角形の形をした筋肉で、大部分が大臀筋に覆われています。歩く・走るの他に、片足でバランスをとる際に体を支える、サイドステップなどの動作に必要な筋肉です。

③小臀筋
股関節の外側(おしりの外側)にあり中臀筋の奥に付いている筋肉で、おしりの一番真相に位置しています。中臀筋と同じような働きをしますが、さらに股関節を開く動作や歩くときに骨盤を支える役割のある筋肉です。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その6
〈第1章〉今さら聞けない!筋肉のしくみ
1.基本を押さえよう!体を動かす筋肉の種類
〈平滑筋〉
平滑筋は、胃や食道、腸、血管などの壁をつくる、また膀胱や子宮などの袋状の内臓の壁をつくっている筋肉であり、内臓や血管の運動に携わっています。骨格筋よりも疲れにくく、ゆっくりとした持続的な収縮を行うのが特徴です。自律神経やホルモンによってコントロールされており、自分の意志では動かすことの出来ない不随意筋です。



平滑筋線維は紡錘形(円柱状で真ん中が太く、両端が細くなる形)で真ん中に核がある単核細胞です。細胞の内部にアクチンとミオシンがありますが、横紋筋のように規則正しく並んでいないので2つの線維がスライドすることなく自発性に活動電位を発生し(ペースメーカー細胞をもっている)収縮しています。
このように筋肉は、役割に応じて体を動かすために働いています。
次週からは私たちが今後の人生で美しく健康に快適に過ごしていくために鍛えておきたい3つの筋肉のしくみと「筋活」のためのポイントを併せてご紹介していきます。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
併せてお読みください!