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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その7
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
1.鍛えよう!「おしり筋」~美しさもパワーもUP!~

・おしり筋を構成する筋肉とは?
おしりは主に大臀筋・中臀筋・小臀筋という3つの筋肉で形成されています。ここではこの3つを「おしり筋」とします。これらの筋肉のうち最も大きい筋肉で最表層にあるのが大臀筋です。その下に中臀筋、小臀筋と層をなしています。



①大臀筋
 大臀筋は、おしりの中でも最も大きな筋肉で、骨盤の後ろから太ももの横まで伸びています。また、おしりの一番表層に位置することで、おしりの形をつくり出しています。大臀筋は随意筋として意識的に動かすことができる筋肉であるため、「歩く・走る・立つ・椅子から立ち上がる」といった動作に大きく関与しています。また、骨盤や太ももとつながっているため大臀筋が鍛えられると前方への推進力がアップするため歩幅が大きくなりスムーズな歩行に繋がります。

②中臀筋
おしりの横のあたり(腰に手を置いたところから5~10㎝ほど下)に位置する三角形の形をした筋肉で、大部分が大臀筋に覆われています。歩く・走るの他に、片足でバランスをとる際に体を支える、サイドステップなどの動作に必要な筋肉です。

③小臀筋
股関節の外側(おしりの外側)にあり中臀筋の奥に付いている筋肉で、おしりの一番真相に位置しています。中臀筋と同じような働きをしますが、さらに股関節を開く動作や歩くときに骨盤を支える役割のある筋肉です。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その6
〈第1章〉今さら聞けない!筋肉のしくみ
1.基本を押さえよう!体を動かす筋肉の種類
〈平滑筋〉
平滑筋は、胃や食道、腸、血管などの壁をつくる、また膀胱や子宮などの袋状の内臓の壁をつくっている筋肉であり、内臓や血管の運動に携わっています。骨格筋よりも疲れにくく、ゆっくりとした持続的な収縮を行うのが特徴です。自律神経やホルモンによってコントロールされており、自分の意志では動かすことの出来ない不随意筋です。



平滑筋線維は紡錘形(円柱状で真ん中が太く、両端が細くなる形)で真ん中に核がある単核細胞です。細胞の内部にアクチンとミオシンがありますが、横紋筋のように規則正しく並んでいないので2つの線維がスライドすることなく自発性に活動電位を発生し(ペースメーカー細胞をもっている)収縮しています。
このように筋肉は、役割に応じて体を動かすために働いています。
次週からは私たちが今後の人生で美しく健康に快適に過ごしていくために鍛えておきたい3つの筋肉のしくみと「筋活」のためのポイントを併せてご紹介していきます。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その5
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】
〈第1章〉今さら聞けない!筋肉のしくみ
1.基本を押さえよう!体を動かす筋肉の種類 ‐その5‐
〈横紋筋〉
・心筋
心筋は心臓にしか存在しない筋肉で、骨格筋同様、組織上は縞模様のある横紋筋に分類されますが、自律神経によってコントロールされているため、自分の意志とは関係なく常にリズミカルに収縮・弛緩を繰り返す不随意筋です。



休むことなく動き続けるため、全身の筋肉の中で最も丈夫な筋肉です。特に、心筋の中でも全身に血液を送り出している左心室周囲の心筋は、大きな力を必要とするため厚くなっています。また、エネルギー産生を担うミトコンドリアの数も骨格筋に比べてはるかに多いという特徴があります。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その4
〈第1章〉今さら聞けない!筋肉のしくみ
1.基本を押さえよう!体を動かす筋肉の種類 ‐その4‐
〈横紋筋〉
*赤い筋肉「遅筋」、白い筋肉「速筋」違いはなに?
筋線維は、持久力に優れた「遅筋線維(赤筋)」と瞬発力に優れた「速筋線維(白筋)」の2タイプに分けられます。



①遅筋線維(赤筋)
遅筋線維は、血液中のヘモグロビンから酸素を受け取って筋組織に運ぶ働きを持つミオグロビンや、エネルギーをつくり出すミトコンドリアが多く存在し、酸素を利用して血液中のブドウ糖や遊離脂肪酸から効率よくエネルギーをつくり出すことができます。瞬時に大きな力を発揮することは出来ませんが、持久力に優れているという特徴があります。また、遅筋線維を構成するミオグロビンは赤い色素タンパク質(グロビン)を多く含むことから「赤筋」とも呼ばれています。

②速筋線維(白筋)
速筋線維は、筋肉に蓄えられたグリコーゲンをエネルギー源として、瞬時に大きな力を発揮することができます。短時間でエネルギーが切れてしまうため、長時間の運動には適さないという特徴があります。また、速筋線維はミオグロビンを含む量が少なく白っぽく見えるため「白筋」とも呼ばれています。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その3
〈第1章〉今さら聞けない!筋肉のしくみ
1.基本を押さえよう!体を動かす筋肉の種類 ‐その3‐
筋肉は、体を構成する組織の一部としてとても重要なものですが、そのしくみをご存じですか?筋肉の基本的な構造についてみていきましょう。



〈横紋筋〉
・骨格筋
筋原線維は「太い線維」と「細い線維」の2種類が規則正しく交互に並んだ構造をしています。太い線維は主に「ミオシン」、細い線維は主に「アクチン」というタンパク質でできています。筋線維に接合した神経線維から、筋肉を収縮させる信号が来ると太い線維(ミオシン線維)が細い線維(アクチン線維)を手繰り寄せて2つの線維がスライドします。その結果、筋原線維が全体的に短くなり筋肉が収縮するのです。筋肉が収縮する際には、エネルギー源となるATPが利用されます。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その2
〈第1章〉今さら聞けない!筋肉のしくみ
 1.基本を押さえよう!体を動かす筋肉の種類 ‐その2‐
筋肉は、体を構成する組織の一部としてとても重要なものですが、そのしくみをご存じですか?筋肉の基本的な構造についてみていきましょう。



〈横紋筋〉
・骨格筋
 骨格筋は、組織上は縞模様のある「横紋筋」に分類されます。また、随意筋であるため手足のように自分の意志で動かすことができます。
 骨格筋は、「筋束」と呼ばれる束が寄り集まって構成されており、筋束は「筋線維」と呼ばれる細い線維が集まって束になったものです。筋線維は筋細胞とも呼ばれ、1本が細胞ひとつに該当します。例えば長さ50cmに当たる太ももの筋肉の筋線維でさえもひとつの細胞なのです。なぜ筋線維という細胞が、他の一般的な細胞と比較して長いかというと、筋細胞はもとになる数百個の筋芽細胞がひとつに融合してできた細胞だからです。そのため、1本の筋線維の中にはたくさんの細胞核が存在していることから多核細胞ということになります。さらに、筋線維の中には「筋原線維」という線維が詰まっており、この筋原線維が収縮と弛緩を繰り返すことで体の運動が可能になります。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その1
健康記事です。この話題の1回目の記事となります。

〈第1章〉今さら聞けない!筋肉のしくみ
今回からお伝えするテーマは「筋活」です。筋肉を鍛え、筋肉量が増えると引き締まった見た目を手に入れるだけでなく、肥満やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病予防やロコモ予防、肩こり・冷え性の改善など美と健康を保つためのさまざまなメリットがあります。
では、どのように筋肉にアプローチして行けば良いのでしょうか。そもそも筋肉はどのような構造をしているのか、どのような役割を担っているのかなど「筋肉」について探求していきましょう。



1.基本を押さえよう!体を動かす筋肉の種類 ‐その1‐
筋肉は大きく分けて「横紋筋」と「平滑筋」の2つに分類されます。横紋筋は、アクチンとミオシンというひも状のタンパク質が、交互に規則正しく並んでいる様子が縞模様のように見えることからその名が付きました。さらに横紋筋は、運動に関与する「骨格筋」、心臓を動かす「心筋」に分けられます。一般に、筋肉というと骨格筋を指します。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~心活~】その18
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~心活~】については今回で最後となります。次回からまた別のテーマです。

〈コラム〉感情を湧き起こす!神経伝達物質
 脳内で分泌され、特に感情にかかわる代表的な神経伝達物質を確認していきましょう。



・ノルアドレナリン
脳幹にある青斑核で作られ、前頭前野及び扁桃体、海馬など脳の広範囲に影響を与える。ノルアドレナリンが大脳皮質に作用すると、覚醒レベルが上がり集中力や判断力が上がる。また、扁桃体に作用すると、恐怖や驚きなどを感じるようになる。

・ドーパミン
脳幹の中脳に位置する腹側被蓋野や黒質で作られる。何らかの報酬を期待している時の高揚感や、何かを得た時の達成感をもたらす。海馬に作用することで記憶を強化する作用を持つ。

・セロトニン
脳幹の縫線核で作られる。ノルアドレナリンやドーパミンなどの調整役として働き、感情の安定にかかわる。

・オキシトシン
視床下部の室傍核で作られる。その後、下垂体後葉から血液中に分泌されホルモンとしても作用するが、脳内でも影響を与えている。他者を認知する時にオキシトシンの分泌が高まると、その人への信頼度が高まり愛情が深まるといわれている。

・エンドルフィン
脳内で働く複数のペプチド(アミノ酸が結合したもの)を総称してエンドルフィンと呼ぶ。エンドルフィンは、ドーパミンの分泌を促す作用がある。そして、痛覚における嫌悪や不快感を強く阻害すると共に、強い多幸感や満たされた感覚をもたらす。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 194号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~心活~】その17
〈第2章〉心を生む脳へアプローチ!心を豊かにしよう!
6.人・動物との繋がりが心に安らぎを与える

心に安らぎを与え豊かにさせてくれる物質として「オキシトシン」があります。オキシトシンは、出産時に子宮を収縮させて陣痛を促したり、母乳分泌を促すホルモンとしての作用が良く知られていますが、脳内でも神経伝達物質として働いています。親子や恋人間など親しい関係でもスキンシップで分泌され、オキシトシンが増えると愛情や信頼感が増して、絆が強まることが分かっています。



こうしたオキシトシンの働きは、人間同士の触れ合いだけで見られるものではありません。人と動物が触れ合うことでもオキシトシンは増えていきます。最近の研究では、飼い主と愛犬が見つめ合うだけで、人と犬の双方でオキシトシンが増えることが分かっています。また、ペットを飼えなくても、動物と触れ合える場所に行き、見る、触るなどの行為でオキシトシンは出るといわれています。心を癒すために積極的に動物と触れ合ってみてはいかがでしょうか。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 194号」より抜粋
併せてお読みください!