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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その8
健康記事です。

〈第二章〉ホルモンを味方につけて“なりたい自分”を手に入れよう
1.レプチン」を効果的に働かせるためには肥満改善が大切!
〈レプチンを効果的に働かせるためには〉

レプチンを効果的に体内で活用するためには、肥満を予防・改善してレプチンの活性化を抑制するPTPRJの発現を抑えることが大切です。

●適正体重を維持しよう
肥満の人は、摂取エネルギー量を減らし、消費エネルギー量を増やして蓄積された脂肪を落としていきましょう。

〈品数を増やそう〉
麺類や丼ものは栄養バランスの偏りや摂取エネルギー量が高くなる場合があります。定食を選び、野菜類を摂取できる小鉢や汁物を増やして満腹感を得られるような食事を心がけましょう。



〈よく噛む〉
早食いをすると満腹中枢が刺激されてお腹がいっぱいになる前に食べ過ぎてしまう原因になります。食事をする時は一口30回を目安によく噛み、時間をかけて食べましょう。食材選びの際に、白米ではなく玄米を選ぶ、食パンではなくハード系のパンを選ぶなどの工夫をすることで租借回数を自然にアップすることができます。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その7

〈第二章〉ホルモンを味方につけて“なりたい自分”を手に入れよう
1.「レプチン」を効果的に働かせるためには肥満改善が大切!

〈レプチンと肥満の関係〉
レプチンは脂肪細胞から分泌されるため、脂肪が増えるにしたがってその分泌量は増え、レプチンの血中濃度は、肥満に比例し上昇することが分かっています。そのため、レプチンは適正な体重の維持に働いていると考えられています。「肥満の人は、痩せ体型に人よりレプチンの働きによって、食欲が抑えられるのでは」という考えに至るかもしれませんが、そう都合良くはいきません。肥満状態の人の摂食は、必ずしも抑制されていないのです。その理由は、肥満が続くとレプチンが効きにくくなる「レプチン抵抗性」が起こるためです。レプチン抵抗性とは、体にレプチンが効きにくい状態を意味します。つまり、肥満になると脂肪細胞から分泌されるレプチンは増えますが、それが上手く体で作用せず、食欲を抑えることができにくくなってしまうのです。肥満になればなるほど、痩せたいのにお腹が空き、過食をしてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうのはこのためです。



レプチン抵抗性が生じるメカニズムはよく分かっていませんでしたが、近年の研究により「PTPRJ」という酵素がレプチンの受容体の活性化を抑制していることが明らかになってきました。肥満に伴い脳内でPTPRJが増えることで、レプチン抵抗性が生じていると考えられています。
さらに、PTPRJはインスリンの働きを抑制していることも明らかになってきました。したがって、肥満になれば食欲を抑えることが出来なくなるだけではなく、インスリン抵抗性を生じさせ、糖尿病の発症にもつながってしまうのです。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その6
健康記事です。
〈第二章〉ホルモンを味方につけて“なりたい自分”を手に入れよう
私たちの体には、ホルモンの分泌量が常に適量であるようコントロールする仕組み「ホメオスタシス(生体恒常性)」が備わっています。しかし、加齢や不規則な生活などが影響し、正常な分泌が行われなくなることがあります。
第二章では、数あるホルモンの中から、良くも悪くも生活習慣が影響しやすく、不規則な生活により分泌が乱れやすいもの、言い換えれば生活を整えることでその働きを最大限引き出すことができるものを抜粋し、紹介していきます。



1.「レプチン」を効果的に働かせるためには肥満改善が大切!
「レプチン」とは、脂肪細胞から分泌されるホルモンであり、受容体は主に脳の視床下部にある満腹中枢に存在しています。レプチンは満腹中枢を刺激すると、食欲を抑制するほか、エネルギー消費量を増加させる作用を持ちます。食べる量を減らし、体に蓄えられた脂肪を減らすことから「瘦せホルモン」とも呼ばれています。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その5
健康記事です!
〈コラム〉神経伝達物質とホルモンの違い

ホルモンと混同しやすいものに「神経伝達物質」があります。両者の違いを訊かれたら明瞭な説明をすることはできますか?どちらも脳からの指令を各器官に伝える伝達物質としての役割を持っていますが、大きな違いは情報を伝達する際に通るルートです。ホルモンは、主に血液を介して情報を伝えます。それに対し、神経伝達物質は、神経細胞同士の情報のやり取りに使用されます。つまり、脳や自律神経などにおける神経細胞間の情報は、すべて神経伝達物質が担っていることになります。ホルモンは、主に血液中に分泌されるもの、神経伝達物質は神経細胞間の情報伝達を担うものと区別しておきましょう。
 


ただし、神経伝達物質・ホルモンの両者としての働きを持つ物質もあります。また、伝達スピードとしては、自律神経が俊敏に伝わるのに対し、ホルモンはゆっくりと伝わり、持続性があるのが特徴です。


特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その4
〈第一章〉知っているようで知らない「ホルモン」を徹底解明!

4.各ホルモンには専用の「受容体」が存在する!
ホルモンが作用するには、ホルモンを受け取る窓口が必要です。それが「受容体」です。ホルモンは主に血液を介して運ばれ、基本的に間違ったところで作用してしまうことはありません。なぜなら、受け取る細胞側には、血液に乗って運ばれた多種多様なホルモンから自分が必要なホルモンだけをキャッチする専用の受容体があるからです。このように、ホルモンが作用する細胞「標的細胞」でのみ、ホルモンは力を発揮するのです。



〈ホルモンの性質により受容体が存在する場所が異なる?!〉
ホルモンは、アミノ酸やコレステロールなどを原料につくられます。原料がアミノ酸の場合は「ペプチドホルモン」と呼ばれ水溶性の性質を持ちます。そして、コレステロールが原料の場合は、「ステロイドホルモン」と呼ばれ脂溶性の性質を持ちます。
こうした性質の違いにより、各細胞における受容体の場所に違いが生じます。水溶性のペプチドホルモンは、脂質で出来た細胞膜を通過することが出来ないため、受容体は細胞膜上に存在します。一方、脂溶性であるステロイドホルモンは、細胞膜を容易に通過するため、受容体は細胞内の細胞質や核に存在します。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その3
〈第一章〉知っているようで知らない「ホルモン」を徹底解明!

3.ホルモンはどうやって伝わるの?
各内分泌器官でつくられたホルモンは、主に血管内に分泌され血流にのり、離れた標的細胞に到達して働きます。さらに、近年の研究により、離れた場所の標的細胞ではなく、すぐ隣の細胞で働いたり(傍分泌)、ホルモンがつくられた細胞で働く(自己分泌)場合もあることがわかっています。これは、外敵や環境の変化によって、情報をできるだけ速く伝達し、体内の状態を維持するための生体防御システムと考えられています。



特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その2
〈第一章〉知っているようで知らない「ホルモン」を徹底解明!



2.ホルモンはどこでつくられるの?
ホルモンは、全身に存在するさまざまな内分泌器官でつくられています。主な内分泌器官は、松果体、下垂体前葉、甲状腺、副甲状腺、副腎皮質・副腎髄質、膵臓、卵巣、精巣などであり、各内分泌器官で作られるホルモンとその働きは表1の通りです。



多くのホルモンは互いに作用し合っており、連携プレーのように働きます。そのため、ホルモンを正常に分泌させるためには、体全体のコンディションを整える必要があります。

〈ホルモンの分泌異常で起こる「内分泌疾患」〉
ホルモンにおいて重要なことは、実に狭い数値の基準範囲内で巧妙に調節されているということです。ホルモンの量は多過ぎても、少な過ぎても分泌量に異常があれば病気(内分泌疾患)の発症につながります。(表2参照)



特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その1
〈第一章〉知っているようで知らない「ホルモン」を徹底解明!

1.ホルモンとは?
ホルモンは、自律神経と並んで私たちの体に存在する数十兆個の細胞を制御しています。私たちが知らない間に体(器官)を動かし、メンテナンスをし、エネルギー代謝、発育・成長・修復、生殖機能の維持など生きていく上で不可欠な役割を果たしてくれています。



現在、見つかっているホルモンは100種類以上あります。あくまで目安ですが、50mプールに水をいっぱいに張って、その中にスプーン1杯分のホルモンを入れ混ぜた程度の量で十分作用します。つまり、血液の中で働くホルモンはごく微量でしかありません。そのわずかな量のホルモンが、体の健康維持のさまざまな機能を調節する働きを持つのです。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その20
このタイトルの話題としては今回が最後です!

〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
3.鍛えよう!「表情筋」~顔の印象アップ!あの習慣が老化の原因?~
〈筋活!表情筋トレーニング〉
表情筋を鍛えることは、しわやたるみの改善だけでなく豊かな表情作りで相手とのコミュニケーションを円滑に行う上でとても大切なものです。

①大頬骨筋・小頬骨筋・口輪筋を鍛える(笑顔トレーニング)
笑顔トレーニングは、ほうれい線や口角下がり、頬のたるみの改善に役立ちます。
1.鏡を見ながら口を閉じてほほ笑むように口角を少し上に上げましょう。
2.そこからさらに口角を上げて全力で笑います。(「に」の口で)
3.力を抜いて口を閉じます。
4.この動作を、5回繰り返してみましょう。



②眼輪筋を鍛える(まばたきトレーニング)
眼輪筋を鍛えることで目の下のたるみやゴルゴライン、目尻が下がっている状態などの改善に役立ちます。
1.鏡を見ながら口を閉じてほほ笑むように口角を少し上にあげます。
2.目をぎゅっと閉じて10秒キープします。
3.力を抜いて目を開けます。
4.この動作を、5回繰り返してみましょう

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その19
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
3.鍛えよう!「表情筋」~顔の印象アップ!あの習慣が老化の原因?~

●表情筋が衰える悪習慣!
①マスク生活
マスクは、顔に密着させることで飛沫を防いだり、ウイルスや細菌の侵入を防ぐためのものなので、マスクがずれないように無意識のうちに大きく口を開ける、顎を動かすなどの動作を避けるようになります。すると、マスクをしたままの会話により表情筋を動かさない習慣が身につくことで、表情筋が衰えていきます。また、マスクをしていると相手の表情が分かりにくいため、会話の最中など無意識的に相手と同じ表情をする「表情模倣」とよばれる現象が起こりにくくなり、より表情筋を動かす機会が減ります。



②「へ」の字口
口角を上げる笑顔の表情と反対の表情が「へ」の字口です。への字口は口角や頬を下げる筋肉が強く働きほうれい線(鼻から口元の両脇に伸びるシワ)やマリオネットライン(口の両端から頬に伸びるシワ)が出来やすくなります。この表情が癖にならないように常に口角が上がるように意識しましょう。


特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
併せてお読みください!