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カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その5
健康記事です!
〈コラム〉神経伝達物質とホルモンの違い

ホルモンと混同しやすいものに「神経伝達物質」があります。両者の違いを訊かれたら明瞭な説明をすることはできますか?どちらも脳からの指令を各器官に伝える伝達物質としての役割を持っていますが、大きな違いは情報を伝達する際に通るルートです。ホルモンは、主に血液を介して情報を伝えます。それに対し、神経伝達物質は、神経細胞同士の情報のやり取りに使用されます。つまり、脳や自律神経などにおける神経細胞間の情報は、すべて神経伝達物質が担っていることになります。ホルモンは、主に血液中に分泌されるもの、神経伝達物質は神経細胞間の情報伝達を担うものと区別しておきましょう。
 


ただし、神経伝達物質・ホルモンの両者としての働きを持つ物質もあります。また、伝達スピードとしては、自律神経が俊敏に伝わるのに対し、ホルモンはゆっくりと伝わり、持続性があるのが特徴です。


特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その4
〈第一章〉知っているようで知らない「ホルモン」を徹底解明!

4.各ホルモンには専用の「受容体」が存在する!
ホルモンが作用するには、ホルモンを受け取る窓口が必要です。それが「受容体」です。ホルモンは主に血液を介して運ばれ、基本的に間違ったところで作用してしまうことはありません。なぜなら、受け取る細胞側には、血液に乗って運ばれた多種多様なホルモンから自分が必要なホルモンだけをキャッチする専用の受容体があるからです。このように、ホルモンが作用する細胞「標的細胞」でのみ、ホルモンは力を発揮するのです。



〈ホルモンの性質により受容体が存在する場所が異なる?!〉
ホルモンは、アミノ酸やコレステロールなどを原料につくられます。原料がアミノ酸の場合は「ペプチドホルモン」と呼ばれ水溶性の性質を持ちます。そして、コレステロールが原料の場合は、「ステロイドホルモン」と呼ばれ脂溶性の性質を持ちます。
こうした性質の違いにより、各細胞における受容体の場所に違いが生じます。水溶性のペプチドホルモンは、脂質で出来た細胞膜を通過することが出来ないため、受容体は細胞膜上に存在します。一方、脂溶性であるステロイドホルモンは、細胞膜を容易に通過するため、受容体は細胞内の細胞質や核に存在します。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その3
〈第一章〉知っているようで知らない「ホルモン」を徹底解明!

3.ホルモンはどうやって伝わるの?
各内分泌器官でつくられたホルモンは、主に血管内に分泌され血流にのり、離れた標的細胞に到達して働きます。さらに、近年の研究により、離れた場所の標的細胞ではなく、すぐ隣の細胞で働いたり(傍分泌)、ホルモンがつくられた細胞で働く(自己分泌)場合もあることがわかっています。これは、外敵や環境の変化によって、情報をできるだけ速く伝達し、体内の状態を維持するための生体防御システムと考えられています。



特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その2
〈第一章〉知っているようで知らない「ホルモン」を徹底解明!



2.ホルモンはどこでつくられるの?
ホルモンは、全身に存在するさまざまな内分泌器官でつくられています。主な内分泌器官は、松果体、下垂体前葉、甲状腺、副甲状腺、副腎皮質・副腎髄質、膵臓、卵巣、精巣などであり、各内分泌器官で作られるホルモンとその働きは表1の通りです。



多くのホルモンは互いに作用し合っており、連携プレーのように働きます。そのため、ホルモンを正常に分泌させるためには、体全体のコンディションを整える必要があります。

〈ホルモンの分泌異常で起こる「内分泌疾患」〉
ホルモンにおいて重要なことは、実に狭い数値の基準範囲内で巧妙に調節されているということです。ホルモンの量は多過ぎても、少な過ぎても分泌量に異常があれば病気(内分泌疾患)の発症につながります。(表2参照)



特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~ホル活~】その1
〈第一章〉知っているようで知らない「ホルモン」を徹底解明!

1.ホルモンとは?
ホルモンは、自律神経と並んで私たちの体に存在する数十兆個の細胞を制御しています。私たちが知らない間に体(器官)を動かし、メンテナンスをし、エネルギー代謝、発育・成長・修復、生殖機能の維持など生きていく上で不可欠な役割を果たしてくれています。



現在、見つかっているホルモンは100種類以上あります。あくまで目安ですが、50mプールに水をいっぱいに張って、その中にスプーン1杯分のホルモンを入れ混ぜた程度の量で十分作用します。つまり、血液の中で働くホルモンはごく微量でしかありません。そのわずかな量のホルモンが、体の健康維持のさまざまな機能を調節する働きを持つのです。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その20
このタイトルの話題としては今回が最後です!

〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
3.鍛えよう!「表情筋」~顔の印象アップ!あの習慣が老化の原因?~
〈筋活!表情筋トレーニング〉
表情筋を鍛えることは、しわやたるみの改善だけでなく豊かな表情作りで相手とのコミュニケーションを円滑に行う上でとても大切なものです。

①大頬骨筋・小頬骨筋・口輪筋を鍛える(笑顔トレーニング)
笑顔トレーニングは、ほうれい線や口角下がり、頬のたるみの改善に役立ちます。
1.鏡を見ながら口を閉じてほほ笑むように口角を少し上に上げましょう。
2.そこからさらに口角を上げて全力で笑います。(「に」の口で)
3.力を抜いて口を閉じます。
4.この動作を、5回繰り返してみましょう。



②眼輪筋を鍛える(まばたきトレーニング)
眼輪筋を鍛えることで目の下のたるみやゴルゴライン、目尻が下がっている状態などの改善に役立ちます。
1.鏡を見ながら口を閉じてほほ笑むように口角を少し上にあげます。
2.目をぎゅっと閉じて10秒キープします。
3.力を抜いて目を開けます。
4.この動作を、5回繰り返してみましょう

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その19
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
3.鍛えよう!「表情筋」~顔の印象アップ!あの習慣が老化の原因?~

●表情筋が衰える悪習慣!
①マスク生活
マスクは、顔に密着させることで飛沫を防いだり、ウイルスや細菌の侵入を防ぐためのものなので、マスクがずれないように無意識のうちに大きく口を開ける、顎を動かすなどの動作を避けるようになります。すると、マスクをしたままの会話により表情筋を動かさない習慣が身につくことで、表情筋が衰えていきます。また、マスクをしていると相手の表情が分かりにくいため、会話の最中など無意識的に相手と同じ表情をする「表情模倣」とよばれる現象が起こりにくくなり、より表情筋を動かす機会が減ります。



②「へ」の字口
口角を上げる笑顔の表情と反対の表情が「へ」の字口です。への字口は口角や頬を下げる筋肉が強く働きほうれい線(鼻から口元の両脇に伸びるシワ)やマリオネットライン(口の両端から頬に伸びるシワ)が出来やすくなります。この表情が癖にならないように常に口角が上がるように意識しましょう。


特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その17
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
3.鍛えよう!「表情筋」~顔の印象アップ!あの習慣が老化の原因?~

*顔の悩みの2大要因「しわ・たるみ」はなぜ起こる?
①頬骨筋(大頬骨筋・少頬骨筋)
頬骨筋は頬の部分に位置する筋肉で、大頬骨筋と少頬骨筋で構成されています。大頬骨筋は、口角を吊り上げる筋肉で、大口を開けて笑うなど、ダイナミックな笑顔をつくるときに働きます。小頬骨筋は、上唇周辺に位置し、上唇を斜め上方向に引き上げる作用を持っています。
頬骨筋が萎縮すると表在性筋膜(表情筋同士を繋ぐ膜)の張りが失われ、皮下脂肪が重力で下がり、頬の「たるみ」につながります。その結果、口の周囲の筋肉である口輪筋との境目に溝が生じて「ほうれい線」が生まれます。



②口輪筋
口輪筋は、口元を円のように囲んでいる筋肉で、口を閉じる、唇を突き出すなど口元の微妙な表情をつくり、寡黙な表情を表すときに働きます。口輪筋が衰えると、口元のたるみや口角の下がり、ほうれい線など老け顔の原因になるほか、口輪筋が衰えることで、口を閉じていられなくなり、唾液が蒸発して口の中が乾燥しやすくなります。それによって口腔内の最近増加や虫歯の多発、歯肉炎、口臭につながる恐れもあります。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その16
〈第2章〉今鍛えたい3つの○○筋!
3.鍛えよう!「表情筋」~顔の印象アップ!あの習慣が老化の原因?~



*顔の悩みの2大要因「しわ・たるみ」はなぜ起こる?
顔のしわ・たるみというと、皮膚内部に存在するコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質の減少を考えるかと思います。もちろんこれらの減少も関係していますが、それ以上に重要なのが皮膚の下で支えている表情筋の衰えなのです。表情筋の性質は、おしりや脚の筋肉と違って太く厚みのあるものではなく、細く繊細で薄く幅の広い形状の筋肉が多いため、衰えてしまうと顔の皮膚や脂肪を支えられなくなり重力に負けて顔全体がたるんできます。
次週から、表情筋の中でも特に顔の老化に関係している「頬骨筋」「口輪筋」「眼輪筋」とそれらと連動し、顔を支えている「表在性筋膜」についてみていきましょう。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
併せてお読みください!