2.鍛えよう!「骨盤底筋」~尿もれ防止に効果的~
・骨盤底筋とは?
骨盤底筋(群)は、骨盤の底にハンモックのような状態で位置しており、子宮や膀胱、腸などの臓器を支える役割を果たす骨格筋です。

・骨盤底筋の役割
骨盤底筋の主な役割は以下の3つです。
①内臓を支える
骨盤内にある膀胱・子宮・直腸などの臓器を支え、正しい位置に保ちます。
②排泄の制御
尿や便の排泄制御機能があります。筋肉の緊張・弛緩により正常な排泄をコントロールする重要な役割を担っています。
③腹膜内の圧力調整
腹腔内の圧力を調整する役割があり、排便時などに腹部に力を入れた際に直腸に腹圧を伝えたり、排泄時に圧力がかかった腹膜を下から支えたりしています。
特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋