1.ホルモンとは?
ホルモンは、自律神経と並んで私たちの体に存在する数十兆個の細胞を制御しています。私たちが知らない間に体(器官)を動かし、メンテナンスをし、エネルギー代謝、発育・成長・修復、生殖機能の維持など生きていく上で不可欠な役割を果たしてくれています。

現在、見つかっているホルモンは100種類以上あります。あくまで目安ですが、50mプールに水をいっぱいに張って、その中にスプーン1杯分のホルモンを入れ混ぜた程度の量で十分作用します。つまり、血液の中で働くホルモンはごく微量でしかありません。そのわずかな量のホルモンが、体の健康維持のさまざまな機能を調節する働きを持つのです。
特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋











