3.ホルモンはどうやって伝わるの?
各内分泌器官でつくられたホルモンは、主に血管内に分泌され血流にのり、離れた標的細胞に到達して働きます。さらに、近年の研究により、離れた場所の標的細胞ではなく、すぐ隣の細胞で働いたり(傍分泌)、ホルモンがつくられた細胞で働く(自己分泌)場合もあることがわかっています。これは、外敵や環境の変化によって、情報をできるだけ速く伝達し、体内の状態を維持するための生体防御システムと考えられています。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋











