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健康記事/【大きく変わった現代の食生活と病気】あと2回続きます。
【大きく変わった現代の食生活と病気】



*食の安定供給を可能にしたバイオテクノロジー

~遺伝子組み換え食品~

遺伝子組み換え食品とは、別の生物の遺伝子を組み込むことで遺伝的性質の改良を行った食品です。例えば、特定の除草剤で枯れない、害虫に強いなどの性質を持ち、生産性の向上のメリットがある作物がつくられています。現在、遺伝子組み換え食品は、日本での生産は認められていませんが(観賞用の青いバラのみ生産販売している)、輸入は認められており、ジャガイモ、大豆、てんさい、とうもろこし、菜種、綿、アルファルファ、パパイヤの8品目、100種類以上が流通しています。稲や食用の家畜の承認はされていません。遺伝子組み換え食品は、安全性審査や表示が義務付けられています。日本では、商品の全材料中の重量が上位3品目以内かつ、使用した分量全体の5%以上の場合に「遺伝子組み換え食品」と表示しなければなりません。例えば、豆腐の原料に遺伝子組み換えの大豆を総重量の5%以上使えば「遺伝子組み換え」と表示しなければなりませんが、5%未満の場合は「遺伝子組み換えでない」と任意で表示できるのです。さらに、油や醤油などに加工した場合や遺伝子組み換えのエサで育った家畜の肉などには表示義務がないなどの例外もあります。

 

 

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 175号」より抜粋
併せてお読みください!