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【2020年時における健康のための最新情報】その16
3.ますます延びる平均寿命、進む少子高齢化!

(4)100歳以上の人口が8万人を超える

総務省が毎年「敬老の日」に合わせて発表する「推計人口」によると、2020年9月15日現在の65歳以上の高齢者人口(推計)は、3617万人(前年度比+30万人)と大きく増加し、総人口に占める割合は0.3ポイント増の28.7%となりました。男女別にみると、男性は1573万人(男性人口の25.7%)、女性は2044万人(女性人口の31.6%)と、女性が男性より471万人多くなっています。また、いわゆる「団塊の世代」(主に1947~49年生まれ)を含む70歳以上の人口は2791万人、総人口に占める割合が22.2%で、前年に比べ78万人増加しています。高齢化の進行は、主要国と比較しても最も早くなっています。



また、15歳未満の年少人口(推計)は、前年より17万人少ない1504万人で、38年連続の減少となり、過去最低を更新しました。男女別では、男子が770万人、女子が733万人で、男子が女子より37万人多くなっています。総人口に占める子どもの割合は11.9%で、45年連続で過去最低を更新しています。

厚生労働省の発表によると、2020年9月15日現在の100歳以上の高齢者は8万450人(前年度比+9176人)で、50年連続で過去最多を更新し、初めて8万人を超えました。このうち、女性は7万975人(前年度比+8165人)で全体の88.2%を占め、男性は前年より1011人増加して9475人でした。

毎年2000~4000人のペースで増えていましたが、今回は9000人以上と大幅に増加しました。医療技術の進歩と高齢者の健康への意識の高まりなどにより、今後も増加すると考えられます。

 

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 179号」より抜粋
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