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【もっと知りたい!食の知識~おいしさの科学~】その24


(4)焙煎とコーヒーの関係

〈コーヒーの健康効果〉

コーヒーには、さまざまな健康によい働きがあります。そのひとつはクロロゲン酸の作用です。ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素の発生や働きを抑える抗酸化作用があります。コーヒー1杯(約140㏄)には、約280㎎のポリフェノールが含まれており、緑茶の約2倍に相当します。もうひとつの代表的な成分であるカフェインには、パーキンソン病の症状を緩和する働きがあるということも分かってきています。パーキンソン病とは脳の神経に異常が起こり、体の動きに障害が現れる病気です。パーキンソン病患者は、脳で伝達物質のドーパミンを生み出す神経細胞が減り、運動神経を調節できなくなって骨格筋が弱まる特徴があります。コーヒーを1日1~2杯飲む程度のカフェインには神経細胞を保護する働きがあると考えられています。

 

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 176号」より抜粋

 
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