カイロプラクティックをはじめるなら│全国健康生活普及会(全健会)

トップページ > ノート記事 > 【2021年・健康のための最新情報】その15
【2021年・健康のための最新情報】その15
*サステナブルな「代替食品」

3.通常の食品と大豆ミートの違い

大豆ミートの場合、従来は油を搾った後の残りかすの脱脂大豆を原料にしていたため、大豆特有の青臭さや油っぽさが残り、味も栄養価も肉に劣っていました。しかし、現在はITやAI技術を使いさまざまな試作方法を探ることができるフードテック*を応用して本物の肉に近づけることができています。

*フードテック:最新のテクノロジーを駆使することによって、まったく新しい形で食品を開発したり、調理法を発見したりする技術

 

〈味・食感〉

大豆独特の香りや風味が少なく、肉の繊維を再現されていて食感も近く、代替肉と言われなければ本物の肉と間違えるほどともいわれています。

〈見た目〉

大豆ミートはひき肉やバラ肉、ブロック肉などに近い形に形成されているものがあります。これらは本物の肉のような赤色ではなく茶色い見た目をしているものがほとんどです。他には、ハンバーグやミートボールなどに加工されたものやレトルト食品、冷凍食品として販売もされています。これらは本物の肉にそっくりな見た目をしています。

〈栄養価〉

大豆ミートは本物の肉よりエネルギーと脂質が少ないことが特徴です。なかには本物の肉と比べエネルギーが50%以下、脂質が10%以下と非常にヘルシーな商品もあり、健康を気にしている方でも本物の肉より罪悪感なく食べることができます。大豆は「畑のお肉」と呼ばれているほどタンパク質が多く含まれているため、低脂質高タンパクの食材です。また、肉とは異なり動脈硬化などの病気の要因となる飽和脂肪酸がほとんど含まれていないこと、食物繊維を摂取することができるため、生活習慣病予防やダイエット中の方に好まれています。



特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 185号」より抜粋

 
併せてお読みください!