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健康記事です!【ストレスの正体】その3

1.ストレスとは何か?
*ストレスを構成する3つ要素と流れ
 ハンス・セリエ博士のストレス学説をもとにして、現在の医学においても外部からの刺激のことを「ストレッサー」と呼び、その刺激によって生体内に生じる心や体の歪みの状態を「ストレス状態」と呼んでいます。
 私たちの体には、環境の変化に適応し、生体内の環境を一定に維持させるためのシステムが備わっています。このシステムを「ホメオスタシス(生体恒常性)」と呼びます。例えば、寒い日には体温を上げるためにも体を震えさせ、暑い日には汗をかいて体温を下げるなど、これらはいずれもホメオスタシスの働きによるものです。このように、どのような環境下でも、生体内はホメオスタシスによって一定の状態に保たれているのですが、ストレッサーによって、生体内のバランスが崩れると「ストレス状態」が引き起こされます。
 ストレスという現象を構成するものには3つの要素があり、1つ目は「ストレッサー」、2つ目は「認知的評価・対処」、3つ目は「ストレス反応」です。次回、これらの要素についてそれぞれ細かく見ていきましょう。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 180号」より抜粋
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