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【ストレスの正体~脳と体の対処力~】その4
  1. 脳のストレス対処力
(2)進化した「前頭前野」による対処力

〈前頭前野の働き〉

*3つの領域が主な役割を分担し連携している



前頭前野は、図2のように大きく3つの領域に分かれています。ストレッサーが、大脳皮質の感覚領域を経て前頭前野の各領域に伝わると、互いに連係をとりながら情報処理や行動の動機づけなどを行っています。

前頭前野の中でも、背外側部は中枢的な役割を果たしています。いわゆる理性的な情報処理をして、学習したり計画を立てたり判断をしたりしています。眼窩部は、扁桃体とのつながりが深い領域であり、情動の処理に大きくかかわっています。背内側部は、行動を起こすための動機づけにかかわっていますが、相手の考えや生酛を推測したり共感するなど社会性に基づく認知処理を担っています。

 

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 183号」より抜粋

 
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