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【ストレスの正体~脳と体の対処力~】その11
2.体のストレス対処力

(1)変化するストレッサー・変化が追いつかない体

〈縄文時代から体は変化していない?〉



 

*人類の進化

今からおよそ700万年前、人類はアフリカ大陸にて誕生したといわれています。人類はチンパンジー(猿)と別の道を歩み始め、2足歩行を獲得し「猿人(アウストラロピテクス)」となりました。そして、約250万年前に私たちと大体同じ姿をした「原人(ホモ属)」が出現し、約30万年前に「旧人」と呼ばれる姿に変わりました。今現在の私たちの姿である「新人(ホモ・サピエンス)」が出現したのは、約20万年前といわれています。日本の地にホモ・サピエンスが上陸したのは、化石などの分析からおよそ3万8000年前といわれています。

 

*人類はずっと狩猟採集生活だった

約700万年という人類史を見た場合、ほとんどの間、狩猟採集生活を送ってきました。獲物を仕留め、植物を採集し、その日に食べられる物を食べるという生活です。電気もなければ冷蔵庫もなく、いつまた食にありつけるかも分からないため、食べられる分は全て食べてしまいます。そして、獲物が捕れなくなると別の場所に移動しながら生活を送っていました。

人類の700万年の歴史のうち、世界的にみると最後の1万年でようやく農耕と牧畜が始まり定住生活を送るようになったといわれています。人類史でみれば700分の1でしかないのです。その後、今から5000年ほど前に古代エジプト文明やメソポタミア文明などが誕生したといわれています。

 

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 183号」より抜粋
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