カイロプラクティックをはじめるなら│全国健康生活普及会(全健会)

トップページ > ノート記事 > 【ストレスの正体~ストレスの対処法と治療法~】その18
【ストレスの正体~ストレスの対処法と治療法~】その18
2.「専門家」レベルの対処法
(3)神経細胞へ直接アプローチ「薬物療法」
薬物療法は脳内の神経伝達物質に直接作用して症状を改善する治療法です。統合失調症や気分障害においては、薬物療法を用いずに治療を進めることは極めて難しく、不安障害などに対しても薬物療法が併用されることが多くあります。

〈薬物療法の目的〉
薬物療法の1つ目の目的は、幻覚や妄想、興奮、抑うつ、不安、緊張、強迫、不眠などのさまざまな症状を改善するということです。
2つ目の目的は、症状が安定した後の再発防止です。心の病気の多くは再発性の高い病気です。薬物療法で使用される抗精神病薬や抗うつ薬、気分安定薬などには、症状を改善するだけでなく、再発を予防する作用もあります。そのため薬物の不用意な中断は再発につながるといわれています。



〈薬物療法に用いられる薬の特徴〉
心の病気の治療に用いられる薬の総称を「向精神薬」といい、神経伝達物質の働きを阻害したり、活性化させたりすることで、症状を改善する効果があります。薬の作用のしくみから大きく5つに分けられ、目的によって使い分けられています。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 184号」より抜粋
併せてお読みください!