
〈周囲の人ができること〉
心の不調のサインは、自分だけではなかなか気づきにくいものです。気づいても、「家族や会社の人に心配をかけたくない」という思いから、自分自身で抱え込み、誰にも相談できない場合もあります。そこで、家族や同僚、友人など身近な人の「気づき」が重要になります。画像のような代表的な「気づきのポイント」が10日~2週間以上続く場合は、不調のサインかもしれません。いつもと違う様子に気づいたら、本人の話に耳を傾ける、あるいは無理に聞き出さないなど、「話したくなったらいつでも話して」という気持ちを伝えることが大切です。
特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 184号」より抜粋