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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~脳活~】その8
第一章脳の謎を解き明かそう
2_脳の老化の仕組みを知ろう その4

*脳への刺激が少ないとシナプスは消滅する
 神経細胞は加齢とともに減少していきますが、神経細胞同士をつなぐネットワークのようなシナプスは、脳への刺激に応じて手を伸ばして新たなルートを開拓し強化していきます。しかし、あまり使われていない箇所のシナプスの活性は徐々に弱くなっていき、その箇所は優先的に消滅していきます。



例えば、久しぶりに勉強したら集中力が続かない、久しぶりに楽器を演奏したら思うように指が動かないといった変化は、脳への刺激が減少したことにより、シナプスの活性の低下や消滅が起きたためといわれています。また、加齢により神経細胞が減少するとともに、新しく創られるシナプスも減っていくため、刺激を与えない生活は認知機能の低下を促進させます。
 一方、刺激を与え続けることで、その箇所のシナプスは活性化されていき、消滅を防ぐことができます。そのため、同じ年齢であっても生活習慣や生活環境によって認知機能に差が生まれるのです。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 193号」より抜粋
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