第三章 レッツ脳トレ!
神経伝達物質のドーパミンを分泌させることが脳の活性化のカギとなります。ドーパミンが分泌され意欲が沸き、それにより感情が動き、その目標を達成するためにはどうしたらよいかと考え、実際に行動に移すことは、大脳や小脳への刺激となり、脳の広範囲を活性化することができるのです。そのため、今まで興味がなかったものでも、まずは「やってみる」ことが必要となります。そして、行動の結果「楽しい」と感じると、さらに意欲が高まり脳の活性化を継続させることができます。
次週以降の第三章では、おすすめの脳トレについてご紹介します。脳トレといえば、計算ドリルやパズルなどのイメージがあるかもしれませんが、同じ作業を単純に繰り返すだけでは、脳の限られた部分しか刺激されないため、十分な効果が得られないといわれています。そこで、今回は脳の広範囲を刺激するトレーニングをご紹介します。そのなかで、「やってみよう」「楽しそう」と感じるものを、ぜひご自身の生活に取り入れて、脳を活性化させましょう。
特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 193号」より抜粋