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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~心活~】その3
〈第1章〉心とは
  1. なぜ私たちには心(感情)があるの? その2
 

感情の意義を知るためには、私たちの体の進化の歴史を知る必要があります。私たち人間の体は1~2万年前の狩猟採集民族であった状態とたいして変わっていないといわれています。ある種に大きな変化が生じるには何万年、何十万年とかかるからです。狩猟採集民族にとって生きることの理由はただ一つ、生き延びて子孫を残すことであり、そのために体や脳が進化を遂げてきました。そして、命を繋いでいくためには、さまざまな感情が必要だったのです。では、不安・怒り・悲しみ・喜びなどの感情が誕生した背景を深堀していきます。



大前提として、脳が最優先してきたことは、幸福を感じるためではなく、生き延びることだったということを念頭においておきましょう。生き延びるためには、飢餓を乗り越え、野生動物などから身を守っていくことなどが必要です。そのため、身に及ぶ危険に対して著しく反応する人は、生き延びる確率が高かったということが考えられます。

 

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 194号」より抜粋
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