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【カラダに秘めたパワーを引き出そう! ~筋活~】その2
〈第1章〉今さら聞けない!筋肉のしくみ
 1.基本を押さえよう!体を動かす筋肉の種類 ‐その2‐
筋肉は、体を構成する組織の一部としてとても重要なものですが、そのしくみをご存じですか?筋肉の基本的な構造についてみていきましょう。



〈横紋筋〉
・骨格筋
 骨格筋は、組織上は縞模様のある「横紋筋」に分類されます。また、随意筋であるため手足のように自分の意志で動かすことができます。
 骨格筋は、「筋束」と呼ばれる束が寄り集まって構成されており、筋束は「筋線維」と呼ばれる細い線維が集まって束になったものです。筋線維は筋細胞とも呼ばれ、1本が細胞ひとつに該当します。例えば長さ50cmに当たる太ももの筋肉の筋線維でさえもひとつの細胞なのです。なぜ筋線維という細胞が、他の一般的な細胞と比較して長いかというと、筋細胞はもとになる数百個の筋芽細胞がひとつに融合してできた細胞だからです。そのため、1本の筋線維の中にはたくさんの細胞核が存在していることから多核細胞ということになります。さらに、筋線維の中には「筋原線維」という線維が詰まっており、この筋原線維が収縮と弛緩を繰り返すことで体の運動が可能になります。

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 195号」より抜粋
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