2.ホルモンはどこでつくられるの?
ホルモンは、全身に存在するさまざまな内分泌器官でつくられています。主な内分泌器官は、松果体、下垂体前葉、甲状腺、副甲状腺、副腎皮質・副腎髄質、膵臓、卵巣、精巣などであり、各内分泌器官で作られるホルモンとその働きは表1の通りです。

多くのホルモンは互いに作用し合っており、連携プレーのように働きます。そのため、ホルモンを正常に分泌させるためには、体全体のコンディションを整える必要があります。
〈ホルモンの分泌異常で起こる「内分泌疾患」〉
ホルモンにおいて重要なことは、実に狭い数値の基準範囲内で巧妙に調節されているということです。ホルモンの量は多過ぎても、少な過ぎても分泌量に異常があれば病気(内分泌疾患)の発症につながります。(表2参照)

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 発行「ほすぴ 196号」より抜粋
















